千葉県館山市にあります。こちらは地下壕の長さが合計1.6kmあり、全国でも大きく、館山市を代表する戦争遺跡です。一部(250m程度)は中に入って見学できます。

つくられた時期
資料がほとんどなく推測ですが、周辺地域の壕の建設時期や、当時の方々の証言から1944年(昭和19年)ころに館山海軍航空隊により、掘りはじめられそうです。
使われ方
米軍の空襲が激しくなってきた、太平洋戦争の末期一部が海軍航空隊の防空壕として使われ、発電所や病室、電信室もあったそうです。

地層
最初の写真からもわかるようにきれいな地層を見ることができます。2400万年前の地層とのことです。そして中は真っ暗で受付で懐中電灯とヘルメットを貸してくれます。

キノコ栽培
昭和30年ころからはキノコ栽培にも利用されていたそうです。防空壕は湿度などキノコ栽培に適していてその際に設置されたものも残っています。こちらはその一部です。

最後は受付にお借りしたものを返して終わりです。

アクセス
住所:〒294-0033千葉県館山市宮城192-2
電車:館山駅からバス10分みやぎバス停下車徒歩3分
車:館山ICから10分
駐車場:あり(無料)18台
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